子犬のしつけはほめ方が大切! 効果的なほめ方を詳しく解説します

子犬のしつけはほめ方が大切! 効果的なほめ方を詳しく解説します

しつけ

2023年03月20日 更新 (2020年02月28日 公開)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

子犬のしつけはほめ方が大切! 効果的なほめ方を詳しく解説します

犬は叱られるよりほめられる方がうれしい

犬は叱られるよりほめられる方がうれしい

犬にとって、ほめられるのは非常にうれしいこと。飼い主さんからほめられると、愛犬は「うれしいからまたやろう」という気持ちになります。
反対に愛犬の困った行動を叱るのは、「なぜ叱られているのか」が伝わりにくく、飼い主さんのことが怖くなってしまう場合も。愛犬を叱るよりも、ほめて伸ばしていきましょう。

ほめ方は伝わりやすくしよう

犬への効果的な褒め方 声かけ、おやつ、なでるの3点セット

愛犬をほめても、ほめたことが伝わらないと意味がありません。
これを伝わりやすくするために、最初のうちは“声をかける→おやつを与える→なでる”の3点セットでほめるといいでしょう。声をかけるときは「イイコー!」や「グー!」など褒める言葉も決めておくと、よりいいですよ。
犬にとってはうれしいことが3つもあり、「飼い主さんにほめられた」と伝わりやすくなります。

ほめる声もわかりやすくしよう

愛犬を褒めるときの声

愛犬をほめるときの声も、しつけのときと遊びのときでトーンを変え、わかりやすくするのがポイント。
しつけが成功してほめるときは、愛犬を興奮させないよう、落ち着いたトーンの声でほめてください。

ごほうびで上手にほめよう

愛犬を褒めるときのおやつの使い方

しつけで愛犬をほめるときは、おやつを使うのがおすすめ。
愛犬が望ましい行動をとったらすぐにそれが良いことだと伝わるように、褒めたらすぐにご褒美をあげましょう。しつけをしているときはすぐにご褒美があげられるように、その日の分のおやつやフードの一部を、取り出しやすい袋などに入れて身につけておくといいでしょう。

ほめていることが伝わりやすいなで方をしよう

愛犬を褒めるときの撫で方

愛犬をほめるときは、「ほめられている」とわかりやすいよう、犬がなでられてうれしいところをなでましょう。
ほおや胸のあたりなど、ふだんさわって気持ちよさそうにする部位を、なでてあげましょう。
体をさわられることがあまり好きでない場合は無理してなでなくても大丈夫です。少しずつスキンシップにも慣れさせましょうね。

 

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。