犬に最適なトイレトレーを選ぶポイント
犬のトイレトレーは、基本的に大きめのものを選ぶのがポイントです。その方が排せつしやすくなるため、粗相(そそう)もしにくくなります。
そこで、目安にはなりますが、超小型犬はレギュラーサイズ、小型犬~中型犬はワイドサイズ、大型犬はラージサイズ以上のものを選ぶようにしましょう。ただし、トイレを失敗しやすい犬の場合は、これよりも大きいサイズを選んでもOKです。
なお、子犬の場合は、成犬時の大きさに合わせてトイレトレーを選ぶのがおすすめですよ。
こんな犬のトイレトレーはNG
犬の体の大きさに合っていない、小さすぎるトイレトレーを使うのはやめましょう。排せつ物がはみ出たり、粗相しやすくなったりしてしまいます。
とはいえ、大型犬の場合は、既定のサイズだとどうしても小さくなってしまうこともあるはず。その場合は、シリコンタイプのトイレトレーを使ってみるとよいでしょう。
シリコンタイプのトイレトレーは段差が小さくつなげやすいので、大型犬なら大きいサイズを2つ並べて使うのがおすすめ。トイレシーツも安定するため、犬が使いやすくなるでしょう。
犬の年齢や健康状態に合ったトイレトレーを選ぶことも大切
そのほか、犬の年齢や健康状態に合ったトイレトレーを選ぶことも大切です。たとえば、老犬になると筋肉が落ちてくるため、縁つきのトイレトレーでは、足腰に負担がかかり、犬が使いづらくなってしまう場合も。
そんなときは、先ほどもご紹介した、シリコンタイプのトイレトレーに買い替えてみるのもひとつの手です。段差が小さく、つまずきにくくなるため、犬がトイレに行くストレスを感じにくくなるはずですよ。
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専門家の コメント:
さまざまなタイプのトイレトレーが市販されていますので、愛犬に合ったものをチョイスできるといいですね。必要に応じて複数トイレを用意したり、組み合わせて使ったりしても◎
ちなみに、犬のトイレトレーは縁やメッシュ部分が壊れたときや、ニオイや汚れが目立ち、洗っても取れなくなったときが、買い替えるタイミングです。古いものを使っているとケガなどの原因になる場合もあるので、こまめにトイレトレーの状態をチェックし、必要に応じて買い替えてあげるようにしましょう。