対策としつけ法を解説!子犬が家具を甘噛みして傷つけてしまう理由

対策としつけ法を解説!子犬が家具を甘噛みして傷つけてしまう理由
対策としつけ法を解説!子犬が家具を甘噛みして傷つけてしまう理由

目次

  • ・ 子犬が家具を甘噛みする理由
  • ・ 噛み方の特徴
  • ・ 見つけたときの対応
  • ・ 繰り返す甘噛みへの対策
  • ・ やめさせるしつけ法
子犬の困った行動の一つに、家具への甘噛みがあります。家具が傷つくので止めさせたいところですが、犬はなぜ甘噛みをするのでしょうか。その理由と対策、しつけ方法について解説します。

子犬が家具を甘噛みする理由

そもそも子犬はやんちゃで最初はなんでも口に入れたり、噛んでみようとしたりします。そして、食べられないものと分かると口から出します。

長時間噛み続けてしまう甘噛みの場合は、歯の生え替わりが関係している可能性も。犬は、生後4~8カ月の月齢になると歯の生え替わりを迎えます。その時期に差しかかった子犬は歯にむずがゆさを感じ、何かを噛まずにいられなくなることがあるのです。

そのほかに、退屈しのぎや運動不足から家具などを噛んでしまうこともあります。

噛み方の特徴

歯のむずがゆさが原因で噛む場合は、テーブルや椅子の脚、カーペット、スリッパなど、少しかための動かないものに執着する傾向があります。このケースでは、ガムのように長時間にわたり奥歯を使って噛み続けるため、家具などを傷つけてしまうのです。

見つけたときの対応

家具などに噛みついているところを見つけたら、まずはその行為をやめさせることが重要です。とっさに「名前を呼ぶ」か「手で音をたてる」などして、犬の注意をそらしましょう。

繰り返す甘噛みへの対策

歯のムズムズがおさまるまで、犬は甘噛みを繰り返します。どうしても噛んでほしくないものがある場合は、犬が届かない場所に片付けるか、サークルや苦みスプレーなどを使って犬を近づけないように対策するといいでしょう。

やめさせるしつけ法

しつけのポイントは、噛んでもいいものを教えることと、噛むよりも楽しい時間があると犬に知ってもらうことです。噛むおもちゃなどは与えっぱなしにするのではなく、しっかりと一緒に遊んであげてエネルギーを発散させることも大切です。


噛んでもいいものを教える

「噛むために作られたおもちゃ」や「噛みごたえのあるおやつ」を与えて噛ませると、噛みたい欲求が満たされます。ただし犬が誤飲する危険性もあるので、噛ませるときは、必ず飼い主さんが見守りましょう。


噛むよりも楽しい時間があることを知ってもらう

「おもちゃ」や「おやつ」を使って飼い主さんと楽しい時間を過ごせば、犬は家具などを噛むよりも飼い主さんの側にいる方が楽しいと学習し、噛まなくなるでしょう。


※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家の コメント:

甘噛みは子犬ならではの悩みですが、事前の対策や犬の気を紛らわしてあげることにより、家具などへの甘噛みは改善させることが可能です。気づいたときにしっかり対応して、噛みグセのない犬に育てていきましょう。


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