【獣医師監修】あなたの接し方は大丈夫?愛犬にストレスを与えない接し方とは

【獣医師監修】あなたの接し方は大丈夫?愛犬にストレスを与えない接し方とは

病気・健康

2023年03月08日 更新 (2020年08月10日 公開)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

【獣医師監修】あなたの接し方は大丈夫?愛犬にストレスを与えない接し方とは

しつけをするときの体罰は絶対にダメ!愛犬とはパートナーになろう

愛犬にしつけをするときに体罰は絶対にダメ

愛犬のしつけをする際、飼い主としての威厳を保つために叩いたり、物を投げたりなどの体罰をしていませんか?
愛犬に体罰をする行為は、飼い主さんの想像以上に、愛犬に恐怖心を与えてしまいます。体罰を続けると、飼い主さんの存在自体がストレスになってしまうこともあるので、しつけの際に体罰をしている場合は、今すぐにやめましょう。

 

愛犬を叱ってしまったら、フォローをして関係修復を

愛犬を叱ってしまったら、関係修復が必要

つい、反射的に怒鳴ってしまうこともあるでしょう。しかし、怒鳴ってしまい、愛犬が恐怖で震えたり、隠れたりした場合はストレスに感じているかもしれません。
恐怖を感じている様子が見られたら、ほめたり、指示しつけをしたりしてフォローしてあげましょう。

「おすわり」などの指示しつけは、成功した際にほめて、ごほうびのおやつをあげることができるため、関係修復には最適ですよ。つい怒鳴ってしまった原因が愛犬のいたずらなどであったら、次に同じいたずらができないように見直すようにしましょうね。

 

愛犬の「やめてのサイン」を見逃さないで!

飼い主が気付くべき愛犬の「やめてのサイン」

愛犬が「目をそらす」、「その場から離れる」などのしぐさを見せたときは、愛犬からの“やめてのサイン”かもしれません。飼い主さんは「なでたりないな」と思うときもあるかもしれませんが、しつこくしてしまうと愛犬の負担になることも。やめてのサインが見られたら、それ以上は追わずに見守ってあげましょう。


1日1回は愛犬と向き合おう!

愛犬と散歩でスキンシップ

人と暮らしている犬にとって、飼い主さんと向き合う時間や、スキンシップの時間はとても大切です。散歩もスキンシップのひとつになります。散歩中に話しかけたり、遊びを取り入れたりするとさらに充実した時間に。
愛犬との絆を深め、愛犬にストレスを感じさせないようにするためにも、毎日向き合う時間をつくるようにしましょう。

実は空気を読んでいる?家族ゲンカは控えよう

愛犬のストレス防止 家族ゲンカ

犬はその場の空気を読む生き物です。そのため、家族がケンカをしていると、それだけでストレスになることも。ふだんは車酔いをしない犬が、車内で家族がケンカをし始めたら、空あくびや吐くなどして車酔いをしたケースもあるそうです。
愛犬の前では、ケンカをしないよう心がけましょう。

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。