子犬を迎えたら始めたい!愛犬の「社会化しつけ」の基本とは?

子犬を迎えたら始めたい!愛犬の「社会化しつけ」の基本とは?

犬が人間社会で暮らしていくためにしておきたい「社会化しつけ」。社会化しつけができていると、犬にとってどんなよい影響があるのでしょうか。今回は、子犬を迎えたら始めたい社会化しつけについてご紹介します。

犬の社会化しつけとは?

人間社会での生活には、飼い主さん以外の人や、車やバイク、チャイムや掃除機の音など、犬にとってあらゆる刺激であふれています。これらの刺激に慣れさせ、少しでもストレスを少なくするために行うのが社会化しつけです。
社会化しつけができていると犬は精神的に安定するので、刺激が多い中にいてもストレスが少なく、落ち着いて過ごすことができます。

どこが違う?社会化しつけができている犬とできていない犬

社会化しつけができている犬

社会化しつけができていると精神的に安定しているので、身のまわりにある危険でないものに怯えることも少なく、人間社会のルールに適応でき、飼い主さんをリーダーとして信頼します。そのため、むやみに吠えてしまうなどの困りごとにもつながりにくくなります。

社会化しつけができていない犬

社会化しつけができていない犬は、人間社会に適応しきれていないため、周囲の刺激に常に注意を向けている状態です。そのストレスや不安から、ちょっとしたことでも吠えるなど、困った行動につながりやすくなります。

社会化しつけをしたい時期

犬には、生後4ヵ月齢までを指す「社会化期」と呼ばれる時期があります。犬は本来この時期に母犬や兄弟犬と獲物を捕らえたり、コミュニケーションの仕方を学習したりします。そのため、たとえ怖くても知らないものに近づけるよう、好奇心が警戒心を上回る時期。この時期に社会化しつけをしっかりしてあげることで、警戒心が強まる5ヵ月齢以降も、犬はストレスなく過ごすことができます。

社会化しつけのためにはいろいろなものや場所を経験させよう

室内でいろいろなものに慣れさせる

犬が刺激を感じやすいのは、動いて音が出るものです。室内では掃除機やドライヤーなどを怖がって吠える犬もいるでしょう。それらに慣れさせるにはまず、電源をオフにした状態で動かさずに、フードやおやつを近くで与えます。慣れてきたら少し動かして、順調にいけばスイッチを入れて音だけを出し、さらに問題なければ電源を入れた状態で少しずつ動かしていきます。

外に出る練習をする

子犬が家の中の環境に慣れたら、外に出る練習です。なお、ワクチン接種前の子犬を地面に下ろすのは感染症のリスクがあるので、外に出るときは抱っこかカートなどで出かけましょう。
小型犬の場合、室内で愛犬にリードをつけ片手で横抱きし、フードを与えながらそのままの状態で歩きましょう。中・大型犬の場合は、フードを与えながらまずはカートに慣れさせます。
抱っこやカートに入った状態で飼い主さんが動いても落ち着いていられたら、フードを与えながら少しずつ外へ出ていきましょう。外の環境にも少しずつ慣れさせるため、怖がっている犬には外でフードなどを与えたりしながら、徐々にいろいろなものを経験させてあげてください。


※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント:

人と一緒に暮らす以上避けられないものごとには、子犬の頃から慣れさせておくことが大切です。愛犬のストレスを少しでも減らすために、子犬を迎えたらしっかりと社会化しつけをしてあげましょう。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

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