• BODY

【頻度や回数も】子犬に大切な「シャンプー・ドライ」の正しい手順を解説

【頻度や回数も】子犬に大切な「シャンプー・ドライ」の正しい手順を解説

愛犬の健康を守るためにも欠かせない「シャンプー・ドライ」。特に嫌がりがちな子犬の場合は、犬自身の負担をいかに軽くするのかが重要です。今回は、「シャンプー・ドライ」の基本的な手順と、知っておくべきポイントを解説。苦手を克服しましょう。

いつからはじめる?子犬のシャンプーの頻度や回数

どうしてシャンプーが必要なの?

犬にとって重要なお手入れの1つがシャンプーです。犬の皮膚は人の半分以下の薄さで、とてもデリケート。さらに、全身を覆う被毛によって蒸れが生じやすく、感染症や皮膚炎などのトラブルを起こしやすいのです。愛犬を病気から守るためにも、定期的なシャンプーで余分な皮脂や汚れを落とし、皮膚を清潔に保ちましょう。

シャンプーの頻度や回数は?犬種や季節によって違う?

シャンプー開始のタイミングは、生後2カ月の予防接種が終了して2週間以上経ってから。頻度は月に1~2回が一般的です。

シャンプーの最適な頻度は、犬種や年齢によっても変わります。短毛種より長毛種や巻き毛種の方が、シングルコート(単毛)よりダブルコート(二重毛)の方が、老犬より若い犬の方がシャンプーを必要とする回数は多いと考えられるでしょう。
大型・中型・小型といった体の大きさではあまり変わりませんが、小型犬のほうが簡単なケアや短時間で済むということはあるかもしれません。

また日本の気候では、一般的に夏は皮脂の分泌が多く、冬は乾燥しがちになります。愛犬の状態やニオイの強さに応じて、シャンプーの回数を増やしたり、濡れタオルで拭く程度で済ませたりと調整すると◎。
ただし、皮膚のバリア機能を低下させるおそれがあるため、シャンプーのやりすぎはNGですよ。

シャンプーはどんなものを使えばいいの?

前述したように、犬の皮膚はとてもデリケートで、皮膚pHのバランスも人と異なります。人用のシャンプーでは洗浄力が強すぎるため、必ず犬用のシャンプーを使用しましょう。子犬用、薬用、被毛別、犬種別などさまざまな種類があるので、愛犬にあったものを選んであげてください。

子犬のシャンプーの手順

基本的なシャンプーの手順は、大きく分けて5段階です。

1. 準備

素早くシャンプーを行うため、必要なものはすべてそろえておくのがポイント。お湯の温度は37~38度に設定をしておきましょう。

2. ぬらす

初めての場合は、子犬の反応をみながら少しずつ体から濡らしてあげましょう。

3. シャンプーをする

シャンプー液は、子犬用を5~10倍に薄めて使いましょう。ぬらすときと同じく、先に体を洗って、顔まわりは最後に。爪を立てず、優しくなでるように洗います。

4. すすぐ

すすぎは敏感な顔まわりから。シャンプーがついている時間が短くなるようにしてあげてください。目や鼻のまわりは、ぬらしたガーゼで拭うようにするといいでしょう。
すすぎ残しがあると皮膚や被毛に悪影響があるので、ぬるぬるがなくなるまでしっかりと流します。

5. 水分をよくきる

ドライの時間を短くするために、タオルでしっかりと水気を取ってあげましょう。さらに、自分でブルブルしてくれるとよく水気がきれます。犬の耳に息を吹きかけると、自分でブルブルとしてくれますよ。

乾かし残しは厳禁!ドライの方法

子犬の場合、シャンプーに加えてドライがとても重要です。子犬は乾かし残しが少しあるだけでも、体が冷えて体調を崩してしまうことがあるからです。指の間や耳の裏など、体のすみずみまでしっかりと乾かすことを忘れないようにしましょう。
ドライヤーは愛犬から30cmほど離し、素手で温度を確認しながら、子犬の皮膚に直接熱風が当たらないように気をつけてください。

「シャンプー・ドライ」は時間がかかるうえに刺激も多く、子犬にとっては大きな負担になることも。最初のシャンプー体験が「イヤな思い出」となってしまうと、今後のシャンプーが大変になってしまうため、初回は子犬の様子を見ながら簡単に済ますといいでしょう。
汚れが酷くないのなら濡れタオルで拭いて、しっかり乾かす程度でも十分です。どうしても自分では難しいという場合は、プロのトリマーさんに相談してみてもいいかもしれません。

まとめ:

「シャンプー・ドライ」を愛犬にとって楽しく気持ちいい時間にするために、正しい方法を覚えてスムーズにおこなえるようチャレンジしてみてください。


関連リンク

自宅で簡単・キレイに!犬のシャンプーのコツや注意点とは?

顔に水がかかると嫌がる理由は?犬のシャンプーに関するFAQ

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

ペットに関する情報を日々発信していきます。

詳しく見る