与える分量や種類に注意!話題の乳製品や飲料を犬に与えてもいいの?

白山聡子(獣医師)

白山聡子(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

与える分量や種類に注意!話題の乳製品や飲料を犬に与えてもいいの?
与える分量や種類に注意!話題の乳製品や飲料を犬に与えてもいいの?

目次

  • ・ アーモンドミルク
  • ・ ヤギミルク
  • ・ スキムミルク
  • ・ ココナッツウォーター
  • ・ 甘酒

アーモンドミルクやヤギミルク、ココナッツウォーターなど、最近話題の飲料。これらの乳製品や飲料は、犬に与えてもいいのかご存じですか?今回は、さまざまなミルク類や飲料を、「犬に与えてもいいのか」という観点で解説します!

※記載した分量は、ドライフードを主食としている、およそ5(〜10)kgの健康な成犬を基準とした目安です。

アーモンドミルク

アーモンドミルクは、犬に「少量なら与えてもいい」飲料です。
アーモンドを絞って作るアーモンドミルクは、乳糖やコレステロールが含まれておらず、代わりにビタミンEやミネラルが多く含まれているのが特徴です。犬にアーモンドアレルギーがなければ与えても問題ありませんが、食物繊維も多いため、与えすぎは下痢のもと。与える場合は、1日大さじ1杯までとしましょう。

ヤギミルク

ヤギミルクは、犬に「少量なら与えてもいい」飲料です。
ヤギミルクは牛乳よりも乳糖が少なく、消化吸収に優れた優秀なミルクです。しかしその栄養価の高さゆえ、与えすぎると肥満の原因になってしまう場合があります。与える際は、1日大さじ1杯程度を目安にするといいでしょう。また「犬用のヤギミルク」を与える場合はその商品の目安量を守って与えましょう。

スキムミルク

スキムミルクは、犬に「少量なら与えてもいい」飲料です。
スキムミルクとは、いわゆる脱脂粉乳のこと。牛乳よりも脂質が少なく、ヘルシーな飲料だといわれています。牛乳よりは少ないものの乳糖が含まれているため、摂取すると下痢をする犬も。与える場合は、倍以上の水で薄めたものを、1日大さじ1杯程度。様子を見ながら与えましょう。

ココナッツウォーター

ココナッツウォーターは、犬に「与えてもいい」飲料です。
水よりも体に行き渡りやすいといわれているうえ、体を冷やす効果も期待できます。そのため、夏バテをしている愛犬に少しずつ飲ませるなどの与え方がいいかもしれませんね。
与える場合は、糖分の含まれていないものを1日に大さじ1杯程度。夏でもキンキンに冷やさず、できるだけ常温に近い温度で与えましょう。

甘酒

甘酒は、犬に「アルコールが含まれていなければ与えてもいい」飲料です。
原料のおかげで発酵由来の成分が豊富に含まれているため、腸内環境の改善に期待がもてます。与える際は、1日大さじ1杯まで。塩分・糖分・アルコールが含まれていないものを選んでくださいね。

 

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家の コメント:

最近話題の乳製品や飲料。これらもあえて積極的に犬に与える必要はありませんが、与える場合は、その商品の原材料をしっかりと見てから選ぶように心がけましょう。


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