犬に与えてもいい果物はどれ?食べたら危険な果物も解説!

犬に与えてもいい果物はどれ?食べたら危険な果物も解説!

食べ物

2023年03月21日 更新 (2020年05月20日 公開)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

犬に与えてもいい果物はどれ?食べたら危険な果物も解説!

与えても問題ない果物

犬に与えても問題ない果物 いちご

りんご

りんごに含まれるペクチンは、便通を促して腸内環境を整える効果が期待できます。カロリーが低く食べごたえもあるので、ダイエット中のおやつにも最適です。
与える場合は、皮・種・芯を取り除き、小さく切って20gまでを目安にしましょう。

 

バナナ

バナナに含まれるカリウムは、筋肉の動きや腸の働きを助ける効果があるとされています。
与える際は皮をむき、表面の白い筋も取り除いてから、20g程度まで。

 

いちご

ビタミンCが豊富でカロリーも低いため、りんご同様ダイエット中のおやつに適しています。
与える場合は、ヘタを除いて20gまで。表面の種はそのままで問題ありません。

少量なら与えても大丈夫な果物

マンゴー 少量なら与えても大丈夫な果物

オレンジ

水分量が多いので、水分補給として利用することもできますが、与えすぎると下痢の原因に。そしてオレンジの皮は中毒成分を含むため、残さずむいてからでないと与えてはいけません。
食べさせる場合は、皮をしっかりとむき、薄皮や種も取り除いて、果肉だけを15gまで。
みかんも同様の認識でOKです。

 

マンゴー

栄養豊富ですが、食べ過ぎやアレルギーがある場合は、全身がかゆくなることがあります。
与える場合は皮をむき、愛犬の様子を見つつ15gまで。ドライマンゴーは与えないでください。

絶対に与えてはいけない果物

犬に絶対に与えてはいけない果物 ぶどう

ぶどう類

ぶどう類は、犬にとっては「毒」といっても過言ではありません。お腹を壊すだけでなく、腎不全などの重篤な中毒症状が起きた例もあります。生はもちろんのこと、干しぶどうも同様です。これらのほかにもレーズンパンやレーズンが含まれているお菓子などは、絶対に犬の届かないところにしまってください。

 

いちじく

皮・果肉・葉など、ほとんどの部位に中毒成分が含まれているため、食べると嘔吐や口内の炎症を引き起こします。少量でも与えるのは避けましょう。

 

ドライフルーツ

食物繊維・糖分共に多く含まれていますし、危険なぶどう類が混ざっていることも。甘い匂いに釣られて誤食してしまわないよう、十分に注意してください。


※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。