犬に魚介類は与えても大丈夫?与えてもいい種類や分量などを解説!

犬に魚介類は与えても大丈夫?与えてもいい種類や分量などを解説!

さまざまな栄養素が豊富なイメージがある魚介類。実際、良質なタンパク質、カルシウムやビタミン、DHAなどの成分が豊富に含まれていますが、いろいろ与えてしまうのは危険です。犬に与えてもいいのか悪いのか、今回の記事では魚介類と海藻類に的を絞って解説します。
※ 記載した分量は、ドライフードを主食としている、およそ5(〜10)kgの健康な成犬を基準とした目安です。

乾燥した小魚

しらすや煮干しなどの乾燥した小魚は、犬に「与えてはいけない」食材です。
人からすると健康的なイメージがありますが、塩分が凝縮されているため、犬に与える食材としては不向きです。また消化にも悪いため、胃腸に悪影響を及ぼすおそれが。少量でも与えないようにしてください。

青魚

サバやイワシなどの青魚は、犬に「与えてもいい」食材です。
DHAなどを多く含む青魚は、血液をサラサラにする効果が期待できます。青魚は傷みがはやいため、新鮮なものを選び、できるだけその日に食べさせましょう。干物や塩で加工されているものは避けましょう。ただし、いくら新鮮でも生食はNG。皮や小骨を取り除き、油を使わず加熱してから与えてください。与える場合は少量にしましょう。量は15gが上限です。

海藻類

海藻類は、犬に「基本的には与えてはいけない」食材です。「基本的には」と前置きしたのは、海藻の種類によって、食べられるものとそうでないものがあるためです。

たとえば、わかめは犬にとって食物繊維が多すぎるので、食べても上手く消化ができないおそれがあります。ひじきの場合は、味をつけずに加熱し、小さじ1杯程度を細かく刻めば食べさせることができますが、ひじきに含まれるカルシウムを犬はうまく吸収できないため、あえて食べさせる意味はあまりありません。こういった理由から、ほとんどの海藻類は犬の食材として不向きだといえるでしょう。

貝類

アワビ・サザエ・シジミなどの貝類は、犬に「与えてはいけない」食材です。
貝類全般は消化が悪く、下痢や嘔吐の原因になるおそれがあります。また、アワビ・トコブシ・サザエなど一部の貝類の内臓には中毒成分が含まれていることがあり、犬が摂取すると光線過敏症(こうせんかびんしょう)を引き起こすことも。貝類は種類を問わず、絶対に与えてはいけません。

甲殻類・イカ・タコ

甲殻類・イカ・タコなどは、犬に「与えてはいけない」食材です。
貝類と同じくどれも消化が悪いため、犬の内臓に負担をかけるだけ。甲殻類は、からの誤飲も心配です。与えないようにするのはもちろんのこと、人の食卓に上がった際は、愛犬が生ゴミをあさることがないよう、十分に注意してください。


※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント:

人と犬とでは、食べていい物とダメなものが、かなり異なります。基本的にはドッグフード以外のものを積極的に与える必要はありません。ついついやってしまいがちなおすそ分けも愛犬の健康を考え、人の常識に当てはめず、犬目線で考えてあげましょうね。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

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