【遊んで学ぶ!しつけ⑨】「言葉遊び」考える力を育む!

【遊んで学ぶ!しつけ⑨】「言葉遊び」考える力を育む!

わんちゃんとオーナーとのコミュニケーションにおいて、言葉を使うのはとても大切なこと。その重要性は人間同士でコミュニケーションをとるのと同じくらい、もしくはそれ以上かもしれません。わんちゃんは本来、言葉でのコミュニケーションを重視しませんが、そこをあえて言葉遊びをしていくことで、遊びながら知能を育てることができ、賢い子に成長していきます。

わんちゃんは、言葉の意味を理解してコミュニケーションをとるのではなく、「音」でオーナーの言っていることを判断しています。そのため、わんちゃんとの言葉遊びにおいて大切なのは、わんちゃんにとって聞きやすい声の大きさやトーン、抑揚などを探すこと。わんちゃんの様子をじっくりと観察しながら、我が子に合った声の出し方を探ってみてください。

楽しく遊んでいるうちに、指示の言葉をしっかりと聞きわけられるようになったり、長い話でもきちんと聞いてくれたり、考える力がついてきたりもしますよ。しっかりとこの遊びをしていけば、バイリンガル犬になることも夢ではありません! 簡単なステップから、少しずつレベルを上げてトライしてみてくださいね。

STEP1 わんちゃんに話しかけてみよう

①短い言葉をわんちゃんにかけてみる

言葉遊びは、わんちゃんに向かって短い言葉をかけるところからスタートします。「よし」「おりこう」「かわいい」といった言葉からスタートするとよいでしょう。声かけをしたら、どんな言葉を聞いたときにうれしそうにしているかをしっかりと観察してみてください。わんちゃんの喜ぶ言葉を見つけておくと、どんどんコミュニケーションがスムーズになっていきますよ。声をかけたときに、オーナーのことをチラッと見ることがあれば、たくさん褒めてあげてくださいね。

 

 

②長い言葉で話しかけてみる

短い言葉をかけた後は、少し長めに話しかけてみます。文章にしてみたり、絵本を読んであげたりするのもおすすめです。いろんな話し方をして、わんちゃんの反応をうかがってみてもよいでしょう。棒読み、抑揚をつける、声のトーンを変える、話すスピードを変える、関西弁にチャレンジするなど、オーナーとわんちゃんにぴったり合った話し方を探してみてください。

STEP2 違う名前で呼んでみよう

①違う名前でわんちゃんを呼んでみる

わんちゃんをまったく違う名前で呼んでみてください。わんちゃんがきちんと聞き分けることができていれば合格です! 少し考えてしまうこともあるかもしれませんが、考えていることだけでも褒めてあげてくださいね。

 

 

②似た名前でわんちゃんを呼んでみる

次は、似たような名前でわんちゃんのことを呼んでみます。わんちゃんが正解できたときには、目いっぱい褒めてあげることが大切です。もし違う名前に反応してしまったときは、もう一度まったく違う名前でわんちゃんのことを呼んでみてください。

STEP3 いつもの指示を言葉だけでトライ!

①いつもの指示をジェスチャーなしで言ってみる

「オイデ」「オスワリ」「フセ」など、普段からわんちゃんによくしている指示を、身振り手振りを交えずに言葉だけでチャレンジさせます。ちゃんと理解できているようなら、たくさん褒めてあげてくださいね。もし、何回言ってもできないようであれば、いつものジェスチャーを小さめに行い、ヒントを出してあげるとよいでしょう。

 

 

②似た言葉で指示してみよう

いつもの指示を、似たような言葉で言ってみましょう。たとえば、「ヨシ」を「よしこさん」、「スワレ」を「諏訪湖」など、聞き間違えやすい言葉で試してみます。

 

 

③離れた場所から声をかけてみよう

聞き分けができるようになったら、少し離れた場所からわんちゃんに声をかけてみてください。どのくらいの距離まで正確に聞き分けられるかを確認できますよ。室内だけでなく屋外や、わんちゃんの気になるものがある場所でもトライしてみてくださいね。

 

 

POINT わんちゃんの首をかしげる仕草は考えている証拠

もし、わんちゃんが首をかしげていたら、それは考えている証拠。考えることもこの遊びにおいて重要なポイントなので、わんちゃんが考えている様子だったら、次の行動を待ってあげてください。わんちゃんがきちんと指示通りに動けたら、大げさなくらい褒めてあげるのも大切です。

STEP4 バイリンガルとお手伝いにトライ!

①いつもの指示を別の言葉で出そう

「オスワリ」や「フセ」など、すでに理解しているいつもの指示を、日本語以外で出してみてください。英語や中国語など、いろんな言語でわんちゃんに指示を出してみると、バイリンガル犬に近づいていきますよ!

 

 

②お手伝いをさせてみよう

「持ってきて」という指示が理解できるわんちゃんなら、物の名前を教えてみてください。「リード」「バッグ」「ボール」「ロープ」「くまさん」「卵」「骨」などの中から最初はひとつだけ教えて、理解できたようなら徐々に教える名前の数を増やしていくとよいでしょう。お散歩に必要な物の名前をマスターできれば、わんちゃんは自分で散歩に行く支度ができるようになります。そして、次は「入れて」の言葉を教えてみて。遊んだ後に、自分でオモチャを片付けられる子になりますよ。

言葉遊びでわんちゃんの知能がどんどん育つ

言葉でわんちゃんとコミュニケーションをしていくと、知能がどんどん育っていきます。大切なのは、声かけをしたときにわんちゃんの反応をじっくりと観察すること。いろんな声色やトーン、抑揚の付け方などなどを試してみて、わんちゃんが一番聞き取りやすそうなものを使っていくと、コミュニケーションがどんどんスムーズになっていきますよ。

オーナーがわんちゃんにとって聞き取りやすい声を出すことで、わんちゃんは喜んでオーナーの指示に耳を傾けてくれるようになります。すると、わんちゃんはどんどん指示に従ってくれるようにもなるので、難易度の高い指示もどんどん理解できる賢い子に育っていくでしょう。

また、言葉遊びをすることで、わんちゃんの考える能力もどんどん伸びていきます。わかりづらい指示をしたときや、難しい言葉を言ったときに、わんちゃんが少し考えているようであれば、急いで次の指示に移るのではなく、わんちゃんのことを待ってあげてください。特に、首をかしげているときは考えているサインです。わんちゃんの能力を伸ばす機会を奪わず、積極的なコミュニケーションを心がけてくださいね。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

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