愛犬のその行動、もしかして反抗期? 原因や起こる時期・対処法は?

愛犬のその行動、もしかして反抗期? 原因や起こる時期・対処法は?

実は、犬にも「反抗期」があることをご存じですか?愛犬が指示を聞かなくなった、よく吠えるようになったという場合は、もしかしたら反抗期を迎えたせいかもしれません。犬の反抗期をうまく乗り越えるためにも、起こりやすい時期や原因を探っていきましょう。

第1反抗期は飼い主さんへの“最初のチャレンジ”

犬の「第1反抗期」は、一般的に生後6カ月から1才頃で起こるとされています。
第1反抗期の犬は、体も成犬サイズに成長し、自我が芽生え始める時期。「ここで◯◯してみたら飼い主さんはどう反応するかな?」と、飼い主さんを試すような行動をとることがあります。たとえば吠える、噛む、うなる、指示を聞かなくなるなどの行動が見られるでしょう。

愛犬が反抗的な行動を見せても、飼い主さんはひるまないことが大切です。あくまでも飼い主さんが愛犬のリーダーであることを忘れずに、吠えや噛むなどの行動に対してきちんと対応することが重要です。6カ月から1才頃はまだまだ従順な年齢なので、このような行動が将来の問題行動に発展しないよう、正しい対応としつけを行いましょう。

最初の反抗期を甘く見ると第2反抗期がくる?

第1反抗期は多くの犬に起こりますが、中には1才6カ月から3才頃にかけて「第2反抗期」を迎える犬もいます。第1反抗期を放置したり、しつけを怠ったりすると、起こることが多いようです。

この年齢は力も自我も強くなっているので、噛んだりうなったりといった行動もより強力になりがち。愛犬に気持ちで負けないよう、しっかりと根気強く対応しましょう。
子犬期のしつけがうまくいっていない場合や、問題行動になってしまっている場合は、飼い主さんだけで抱え込まずに、動物病院やしつけのインストラクターなどに相談してみることも大切です。
この第2反抗期をうまく乗り越えることで、愛犬とより良好な関係が築けるはずですよ。

老犬になると頑固な第3反抗期も

老犬期に入ると、今度は「第3反抗期」が見られる犬も。
年を重ねることで、犬も少し頑固になる場合があります。また、視覚や聴覚の衰えから怖がりになり、うなったり噛んだりしてしまう犬もいるかもしれません。関節などの痛みや病気によって、動きが遅くなった、散歩であまり歩かなくなったなどの変化が見られるケースもあります。

年をとった愛犬が急に反抗的になるようなら、動物病院で健康チェックしてもらうのがおすすめです。健康面に問題がなければ、無理をさせない範囲で愛犬と向き合っていきましょう。

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント:

愛犬に反抗期が来ても、根気強く向き合えばうまく乗り越えられるはずです。大変なことも多い時期ですが、反抗期だからと放置すると、問題行動につながってしまう場合や病気を見逃してしまうおそれもあります。
一緒に乗り越えることで、愛犬との絆がさらに深まることでしょう。愛犬の年齢に合った対処法を取り入れて、良好な関係を築いてくださいね。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

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