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【映画】『アイ・アム・レジェンド』地球最後の男と相棒犬が送るハラハラドキドキのサバイバル生活!

【映画】『アイ・アム・レジェンド』地球最後の男と相棒犬が送るハラハラドキドキのサバイバル生活!

オーナーとわんちゃんの素敵な関係性を中心に映画を紹介する【WanQol映画ガイド】。今回のテーマは2007年公開の映画『アイ・アム・レジェンド』です。



人類滅亡後の世界で生きるネビルとサムの日常に共感

『アイ・アム・レジェンド』は、リチャード・マシスンのSF小説『I Am Legend』を原作とする、ウィル・スミス主演のアクション映画。過去に2度も映画化されていて、本作で3度目の映画化となった作品です。

舞台は2012年のニューヨーク。2009年に“はしかウイルス”を使ったがん治療薬が開発され、人類はがんを完全に克服します。ところが喜んだのもつかの間、治療薬に用いた人工ウイルスに突然変異が起き、致死率90%、生存しても狂暴化し、人間を捕食するダーク・シーカー(吸血鬼のようなミュータント)に変わり果てるという恐ろしい感染症が大流行。その結果、人類の大半が滅亡することになってしまいます。そのような世界で、なぜか免疫を持っていて生き延びた元米国陸軍中佐で科学者のロバート・ネビル(ウィル・スミス)は、愛犬“サム”とともに、3年もの間、荒廃したニューヨークの片隅で生き、毎日、無線で生存者へ向けてメッセージを送り続けています。

序盤の見どころは、CGを駆使して描かれる、時が止まったかのようなニューヨークの街並み。ネビルとサムは、そこを駆けめぐる動物園から脱走したらしきインパラの群れを、貴重な食材として自動車で追いかけ、狩りをします。ネビルの愛犬であり相棒のサムは、とても賢いジャーマン・シェパード・ドッグ。ネビルの指示を聞き、狩りをサポートしてインパラを追い詰めます。また、一人と一匹しかいない世界では何をするのも自由です。ネビルはイントレピッド海上航空宇宙博物館にある偵察機「A-12」の尾翼上でゴルフの打ちっぱなしをしたり、DVDのレンタルショップにマネキンの店員や客を配置したりして小さな楽しみをつくり出しますが、それが一層、誰もいない世界の孤独感を際立たせます。

そんなネビルの傍らにいつもいるサム。野菜嫌いで野菜を残すとネビルが我が子に話すように叱る場面はほほ笑ましく、家族のようなぬくもりを感じさせます。



寂しくもささやかな日常に迫る恐怖

ニューヨークの街中でトウモロコシを栽培したり、運動するためにルームランナーで一緒に走ったりと寂しくものびのびとした生活を過ごすネビルとサムですが、実はそれは日中だけのこと。紫外線が苦手なダーク・シーカーは、日暮れとともに動き始め、人間を捕食しようと夜の街をさまよい歩きます。

ネビルはダーク・シーカーに気づかれないように身を潜めて暮らしながら、自らの血液を使った血清で感染者を人間に戻せないかと研究を重ねていきます。しかし、実験を成功させるためには、ダーク・シーカーで生体実験を行わなければなりません。ある日、ネビルは罠を仕掛け、ダーク・シーカーを一体、捕まえることに成功。自宅の研究室で血清の効果を確かめる実験を始めます。ところが、仲間を連れ去られて怒るダーク・シーカーたちは、ネビルが仕掛けた罠と全く同じ方法で彼を捕まえ、追い詰めます。サムの助けもあり、命からがら逃げるネビルでしたが、ここでなんとサムが負傷してしまうのです。



非常時こそ痛感させられる、わんちゃんの存在の大きさ

やがて一人になったネビルは自暴自棄になり、あだ討ちと言わんばかりにダーク・シーカーたちに復讐しますが、返り討ちにあってしまい……。

本作で描かれるわんちゃんの姿は、ただ一人生き残った孤独な主人公が心のよりどころとする真の相棒であり、家族でした。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言で外出自粛が求められている今。ニュースで見た世界の閑散とした街の様子は、この映画ほど悲惨ではないにしても、決して夢物語ではないのだと実感させられます。そんな非常時にも変わらずそばにいて、いつも通りに振る舞ってくれるわんちゃんの存在の大きさ、ありがたさに改めて気づかされる作品です。




『アイ・アム・レジェンド』

製作国:アメリカ
製作年:2007年
原題:I Am Legend

 

【ブルーレイ・DVD】
商品名:アイ・アム・レジェンド
発売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
価格:ブルーレイ2,381円(税抜)/DVD特別版1,429円(税抜)
発売日:発売中

 

【デジタル配信】
Amazonプライム・ビデオ、iTunes Store他で配信中

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わんクォール編集部

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