ミニチュア・ダックスフンドの性格は?特徴・かかりやすい病気、そして生涯費用を紹介!

ミニチュア・ダックスフンドの性格は?特徴・かかりやすい病気、そして生涯費用を紹介!

胴長短足が愛らしいミニチュア・ダックスフンド。日本ではよく飼育されている人気犬種の1つですが、どういう性格なのかご存じですか?今回は、ミニチュア・ダックスフンドの性格や特徴、しつけのコツやかかりやすい病気などを詳しく解説します!

ミニチュア・ダックスフンドってどういう犬?性格や毛色の特徴

ミニチュア・ダックスフンドの性格・飼い方

ドイツ原産のミニチュア・ダックスフンドは、12世紀頃から狩猟犬として活躍していた犬種です。獲物のニオイや痕跡をたどり、地中の穴に潜るなどして狩りを行っていました。そのため、家庭犬としてかわいがられている現代でも、穴掘りやトンネル遊びが好きな個体が多いよう。活発で好奇心も旺盛なので、引っ張りっこやかくれんぼ遊び、外遊びを一緒に楽しんであげると絆が深まるでしょう。

ミニチュア・ダックスフンドの毛色

ミニチュア・ダックスフンドの毛色は、種類が豊富です。全身赤褐色の「レッド」や、全身薄茶色の「クリーム」。黒ベースに模様が入る「ブラック&タン」に、チョコレート色ベースに模様が入る「チョコ&タン」。ほかにも、シルバーダップル、ブリンドルなど、多種多様なカラーが存在します。

ミニチュア・ダックスフンドをしつけるときのコツ

ミニチュア・ダックスフンドは、比較的縄張り意識が強い犬種。来客を警戒して吠えることがよくあります。来客があった際は、愛犬が落ち着いた頃合いを見て、来客の手からおやつを与えてみてください。子犬の頃から来客に対していい印象を与えることで、吠えや余計な興奮を防ぐことができます。

ただ、ミニチュア・ダックスフンドは一度興奮するとしばらく落ち着かなくなることも。心配な場合は、事前に別室に移動させたりハウスの中で待たせたりして、お客さんと顔を合わせないようにする方法でもいいでしょう。日頃から「吠える」という経験をつませないように工夫することが大切です。

ミニチュア・ダックスフンドがかかりやすい病気

ミニチュア・ダックスフンドは足が短く胴が長いため、腰への負担が大きく、遺伝的にも椎間板ヘルニアを発症しやすい犬種です。そのため、段差を飛び降りさせたり無理にジャンプさせたりといった行為は、控えるようにしましょう。

また徐々に視力が低下し、最終的には失明することもある、進行性網膜萎縮症(しんこうせいもうまくいしゅくしょう)という病気も遺伝的にミニチュア・ダックスフンドでの発症が多いです。

歯周病にもなりやすいため、毎日の歯磨き習慣を子犬の頃からつけるようにしましょう。歯茎が腫れていたり酷く臭ったりした場合は、口腔トラブルが起きているかもしれません。はやめに動物病院で診察を受けましょう。また、歯石は一度ついてしまったら家庭の歯磨きでは除去できません。無理にとろうとせず、動物病院で除去してもらってください。


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ダックスのお迎えの際にかかる費用

犬を迎える際の初期費用として、生体にかかる費用の他、トイレやベッド、ケージをはじめとするグッズに平均25,000~30,000円がかかるといわれています。グッズはどんなものを選ぶかで金額が大幅に変わります。予算と相談しながら決めるとよいでしょう。

意外と知られていない費用としては、自治体への登録料です。その他、ワクチンや健康診断といったものがありますので、わんちゃんを家族に迎えるの際には、しっかりと押さえておきましょう。

  • グッズ:約30,000円 
  • 登録料:約3,000円

ミニチュア・ダックスフンドがかかりやすい病気の医療費は?

ダックスが「椎間板ヘルニア」になると手術費として300,000~500,000円前後かかり、MRIが必要になった場合は別途約100,000円が必要です。他にも薬代やリハビリなどの費用が上乗せされるので、実際にはもっと高額になるでしょう。

同じく、ダックスがかかりやすい病気の「進行性網膜萎縮」ですが、残念ながら治療法が確立されていないため緩和ケアとなり、どんなケアをするかによって費用が変わります。

また、ダックスに限らず小型犬がかかりやすい病気に「クッシング症候群」が挙げられます。こちらは投薬治療の場合、薬(1か月分)、検査(血液検査、ホルモン検査、CT、MRI)、診察費の合計で150,000円前後です。その原因によっても治療費が異なります。副腎腫瘍によるクッシングであれば腫瘍摘出手術で150,000~250,000円、その後の投薬治療で18,000~36,000円。下垂体腫瘍からクッシングが起こっているのであれば、放射線治療で400,000~600,000円(4回照射の場合)が必要になります。

  • 椎間板ヘルニア:300,000~500,000円(手術1回)
  • 椎間板ヘルニアのMRI:約100,000円
  • 進行性網膜萎縮:緩和ケアによる
  • クッシング症候群の投薬治療:約150,000円
  • クッシング症候群の腫瘍摘出手術:150,000~250,000円(その後投薬治療で別途18,000~36,000円)
  • クッシング症候群の放射線治療:400,000~600,000円(4回照射の場合)


※自由診療のため、医療費は動物病院により異なります。

こうした高額な治療をサポートしてくれるのが、ペット保険です。月額3,000~4,000円ほどが相場で、保険会社やサポート内容によっても金額が前後しますので、愛犬に合いそうなものをチョイスしてあげられるといいですね。

ミニチュア・ダックスフンドの養育には生涯いくらかかる?

目安の金額ではありますが、ダックスの男の子が14歳までに病気なく健康に暮らすために必要な金額は、約3,557,000円(ペットフードを全食ドライフードにした場合)となります。もちろん、前述したようなダックス特有の病気にかかると、治療費が加わります。

また、しつけ教室に通ったり、洋服を購入したりする方も多いかと思いますので、そういった費用も想定しましょう。わんちゃんにどれくらい手をかけるか、どんなものを選び与えるかが、生涯でかかる金額を大きく左右すると覚えておくとよいでしょう。



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※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント:

ミニチュア・ダックスフンドは小型ながら、とてもアクティブな性格です。ドッグランで駆け回ったり、かくれんぼ遊びをしたり……。ミニチュア・ダックスフンドとのふれ合いを、存分に楽しんでください!

ただし、お迎えする際は「可愛い」というその場の気持ちだけではなく、将来かかる費用のこともしっかりと考え、大事な命を責任持って大切に育てていただきたいと思います。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

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