日本には「動物愛護管理法」という法律があり、動物を守り人と共生するためのさまざまなルールが定められています。この法律では、犬の飼い主さんとして果たすべき責任についても言及されていますので、ぜひこの機会に学んでおきましょう。
「動物愛護管理法」とは

愛犬の健康・安全を保ち周囲に迷惑をかけないこと

飼い主さんには、愛犬が健康で安全に暮らすために適切なお世話を行うとともに、周囲に迷惑をかけないことが求められています。狂犬病などの人獣共通感染症を予防するために、愛犬にワクチンを受けさせることなども飼い主さんの責務です。
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むやみに繁殖を行わないこと

むやみな繁殖により飼育頭数が増えすぎると、一頭一頭にお世話が行き届かなくなったり、災害時の同行避難が困難になったりといった弊害が生じます。そうならないためにも避妊・去勢手術を受けさせることも、飼い主さんの責任のひとつです。
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最期まで適切に飼育すること

専門家のコメント
「動物愛護管理法」は犬を飼育するうえで知っておきたい法律です。ぜひこの機会に飼い主さんとしての責任について、改めて考えてみましょう。
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監修/白山聡子先生(獣医師)
獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。