• HEALTH

【獣医師監修】犬に定期健診は必要?健康を管理する習慣と健診の頻度

【獣医師監修】犬に定期健診は必要?健康を管理する習慣と健診の頻度

愛犬に健康で長生きしてもらうためには、定期的な健康状態の確認が必要です。そのためにも、飼い主さんに習慣にしてもらいたいことと、7~11才を越えた老犬が定期健診を受ける頻度や項目について紹介します。愛犬の健康管理に役立ててください。

排せつ物の量や状態を確認する習慣をつける

オシッコやウンチは健康のバロメーターといわれ、愛犬の体に異変があると、その量や状態が変わります。ふだんから愛犬の排せつ物を見る習慣をつけ、異変がないか確認しましょう。
老犬は腸の動きが悪くなるので便秘になりやすく、お通じがないこともあるでしょう。また消化機能が低下してお腹がゆるくなることもあります。少しでもふだんと様子が違っていたら、迷わず動物病院で受診してください。


関連リンク

【獣医師監修】犬の膀胱炎や腎臓病の予防法って?原因・症状も解説

【獣医師監修】犬のうんちで健康状態がわかる?危険な犬のうんちとは

定期的に熱や呼吸数を測る習慣をつける

犬も痛みや苦しみを感じているときは、体温や呼吸数が変化します。体調不良にいちはやく気づくためにも、愛犬の平熱と呼吸数を知っておくことは大切です。
月1回は自宅で熱と呼吸数を測り、愛犬の平常値を知っておきましょう。定期健診で測る場合もありますが、愛犬が緊張してふだんより高い熱がでたり、呼吸数が増えたりすることもあるので、家で測ることを習慣にするとよいでしょう。

7~11才を過ぎた老犬が定期健診を受ける頻度

人も犬も、還暦頃から体調不良があらわれやすくなります。大型犬の8才、中型犬の10才、小型犬の12才が、だいたい人の60歳にあたります。
還暦を迎える一年前からは、それまで一年に1回受けていた健康診断の回数を増やして、半年に1回受診するように心がけたいですね。受診の間隔は短くなりますが、血液検査やX線、超音波検査などをしっかり受けて、健康状態の変化を確認しましょう。


関連リンク

【獣医師監修】犬の健康診断はなぜ必要?頻度・費用・検査内容を解説

【獣医師監修】老犬の元気がないのは病気のせい?加齢以外の原因とは

老犬に受けさせたい健診項目

犬も年をとると、ホルモンの分泌が正常に行われなくなります。そのため、ホルモンの異常が原因で発症する糖尿病(とうにょうびょう)、クッシング症候群(くっしんぐしょうこうぐん)、甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)などにかかりやすくなるのです。

健康診断では、ホルモン検査も必要に応じて追加するといいでしょう。急に飲水量が増えたり、寒がるようになったりした場合は、これらの病気の症状である可能性が考えられます。いつもの検査項目の結果によってもこれらの病気が疑われる場合がありますので、愛犬の状況なども踏まえ、獣医師と相談して検査に進みましょう。


関連リンク

犬の健康診断は何を受ければいい?オプション検査の内容とは

【獣医師監修】犬の糖尿病とは?原因・症状・治療や予防法を解説

まとめ:

自分の体調不良を言葉で伝えられない犬だからこそ、飼い主さんがいち早く気づいてあげることが重要です。健康状態を確認する習慣を取り入れて、万が一愛犬が病気にかかった場合も、できるだけ早めに治療を開始してあげられるといいですね。


関連リンク

【獣医師監修】食事の量や与え方は?愛犬の健康寿命を延ばす食習慣

散歩の方法やコース選びの参考に!愛犬の健康寿命を延ばす運動習慣

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

ペットに関する情報を日々発信していきます。

詳しく見る