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夏だけじゃない!オールシーズン危険なノミ・ダニの対策方法を解説!

夏だけじゃない!オールシーズン危険なノミ・ダニの対策方法を解説!

ノミやダニなどの「寄生虫対策」は、犬を飼育するうえで必須。刺されると吸血による皮膚炎や貧血などの症状のほかに、深刻な疾患を引き起こすおそれもあります。夏に発生するイメージが強いですが、室内が暖かければ冬に繁殖することも!? 今回は、室内で寄生虫を繁殖させないコツをご紹介します。

刺されると危険!寄生虫がもたらす病気

ノミの吸血や寄生により罹患する代表的な病気が、「ノミアレルギー性皮膚炎」や「瓜実条虫症」です。「瓜実条虫症」は瓜実条虫という寄生虫が犬の小腸に寄生します。下痢や体重の減少といった症状があるため、放置したら大変。早期治療が必要です。

マダニが原因で起こる命にも関わる犬の病気は、「犬バベシア症」が有名です。この病気はダニが媒介する原虫が赤血球を破壊するため、重度の貧血などを引き起こします。
人にも感染するおそれのある病気も媒介することがあり、「ライム病」や「日本紅斑熱」、最近ニュースでも話題になっている「重症熱性血小板減少症(SFTS)」などがあります。

愛犬のためだけでなく、飼い主さんのためにもノミ・ダニ対策は必ず行いましょう。


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ノミやダニは、室内の「ココ」にいる!

自然界でのノミやダニは、主に春~夏の暖かい季節に活動します。しかし、どの季節でも快適な温度が保たれている室内では、冬にノミやダニが発生することもあるのです。
ノミやダニは、暖かくてある程度湿気がある場所を好みます。

  • 犬用のベッド
  • カーペット
  • 窓の結露
  • 観葉植物の鉢や土
  • ソファ

これらが、虫の温床になりやすい主な場所です。

ノミ・ダニ撃退!掃除のコツ

犬用ベッド

愛犬のためにも、犬用ベッドはいつも清潔にしておきたいですよね。家ダニは熱に弱いため、撃退にはアイロンが便利!掃除機や粘着テープであらかたゴミを除去したあとに、当て布をしてスチームアイロンをベッドに当てます。1カ所2~3秒を目安に、まんべんなくかけましょう。
アイロンが終わったら、スチームによる湿気を乾かすために天日干しすればバッチリです!

床・カーペット

床やカーペットには、やはり掃除機が有効です。やみくもに掃除機を滑らせるのではなく、床板の目に沿ってかけるといいでしょう。カーペットの場合は、毛が多く倒れている方向に向かって、まっすぐ掃除機をかけます。端まで行ったら、今かけた直線を戻るように掃除機を引きながらかけます。こうすることで、1回で取り切れなかったホコリやダニを、効率よく吸うことができますよ。

ソファ

ソファは一見きれいでも、食べかすや犬の抜け毛が隅にたまりがちです。掃除機を普通にかけるだけでなく、細口のノズルでクッションの間などを念入りに掃除しましょう。滑り止め付きの軍手でソファをなでると、犬の抜け毛がよく取れますよ。

まとめ:

ノミやダニなどの寄生虫は、年間を通して駆虫薬で予防することがもっとも大切です。
そのうえで、掃除での対策も行えばより安心!部屋のお掃除、この機会に見直してみてくださいね。

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

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