【『101匹わんちゃん』の悪役】ディズニー実写映画『クルエラ』では犬が相棒⁈あの悪魔の誕生までの意外な話

【『101匹わんちゃん』の悪役】ディズニー実写映画『クルエラ』では犬が相棒⁈あの悪魔の誕生までの意外な話

今回ご紹介する映画は『クルエラ』。ディズニーのアニメーション映画『101匹わんちゃん』(1961年)の悪役として今もなお絶大な知名度を誇る名キャラクター「クルエラ」。

あのエキセントリックなキャラは果たしていかにして形成されたのかをオシャレにロックにキッチュに描いた作品です。主演はエマ・ストーン。

【プチ予習】『クルエラ』を見る前に!『101匹わんちゃん』での“クルエラ”

つがいのダルメシアン(ポンゴ、パーディタ)を飼っているラドクリフ夫妻の知り合いで熱狂的な毛皮マニア。

近々生まれるポンゴとパーディタの赤ちゃんを毛皮目当てで欲しがり、拒否されると生まれた15匹の子犬を子分(ジャスパー、ホーレス)をつかって誘拐させるが、ポンゴとパーディタ、そしてクルエラの非道を許さない動物たちの反撃を食らって散々な目に遭う。

【あらすじ】ディズニー界の“極悪人”『クルエラ』の誕生秘話

エステラは髪の右半分が黒、左半分が白という一風変わった外見の女の子。そのせいで同級生たちからいじめを受けることもありましたが、やられたら倍以上にしてやりかえす精神でへこたれません。生まれついてのバイタリティと逞しさで学校から問題児扱いされつつも、大好きなお母さんと日々幸せに暮らしていました。

しかしあまりの問題児っぷりについに学校から追い出されてしまったエステラはお母さんと一緒にロンドンで心機一転やり直すことにします。しかしロンドンへ向かう途中に立ち寄った、どこの誰とも知らないお金持ちのパーティ会場でお母さんは崖から海に落ちて死んでしまいます。


ひとりぼっちになってしまったエステラは飼い犬で親友のバディとともにロンドンに向かい、孤児のジャスパー、ホーレスと仲良くなり、三人で暮らすようになりました。その仲間と協力しながら、夢を叶えながらも母親のかたき討ちのために闘うのです。

【登場人(犬)物】人間味があり共感もできるキャラクターたち

【登場人(犬)物】人間味があり共感もできるキャラクターたち

◆クルエラ(エマ・ストーン)
本当の名前はエステラ。とても強気で生きるためなら悪事も辞さない性格。でも身近な人たちのことはとても大切に思ってるし、無駄な殺生もしない。幼いころからファッションデザイナーになるのが夢だったが「母の仇を討つ」ためにその才能を華麗に過激に開花させていく。

◆ジャスパー(ジョエル・フライ)、ホーレス(ポール・ウォルター・ハウザー)
ひとりぼっちでロンドンにたどり着いたクルエラが出会った孤児コンビ。泥棒で生計を立てていて、その腕前はかなりのもの。クルエラといっしょに暮すようになり、家族同然の絆で結ばれるようになる。

◆バディ
少女時代のクルエラがゴミ箱で出会って保護した雑種犬で、クルエラといつも一緒でクルエラがピンチのときは体を張って守る忠犬。かわいい。

◆ウィンク
ジャスパー、ホーレスが少年時代から飼っているチワワ。左目にアイパッチをしている。小さいながらも泥棒一味として大活躍。かわいい。

◆バロネス(エマ・トンプソン)
ロンドンの超一流デザイナーで本人もそのことを自負しておりプライドがとんでもなく高い。実はクルエラとは因縁浅からぬ間柄で、それがやがて互いのファッションセンスを掛けての潰し合いにまで発展する。

◆ジョン(マーク・ストロング)
バロネスの執事で、バロネスも知らないある秘密を知っている。中の人がマーク・ストロングなのでスーツ姿がとてもカッコいい。

【見どころ】『クルエラ』をオススメする4つのポイント

【見どころ】『クルエラ』をオススメする4つのポイント

見どころ①今までにない“ヴィラン(悪役)”に不思議と心が奪われる

エマ・ストーン演じるクルエラがとにかくパワフルで華麗でカッコいいんです!私、悪い系の主人公はそんなに好きじゃないんですけど、このクルエラは自分の不始末は自分で片つける潔さもあってとても良かったです。

この作品の魅力の8割はエマ・ストーンが担ってますね。あとの1割はわんこキャラの可愛さで、残り1割はマーク・ストロングです。※個人の感想です。


見どころ②エマ×エマコンビのビジュアルが強い

クルエラのファッションも奇抜でセンスのかたまりでとてもよろしくてですね。私も来世はこんだけのファッションセンス持って生まれたいと思いました。

特に、ロックコンサートに見立てたゲリラファッションショーはほんとにカッコよかった。そしてそれを見て片眉つりあげるバロネスの切れっぷりがまた…良いー!!エマ・ストーンとエマ・トンプソン、わーエマエマ合戦だー、て思いながらこの二大女優の共演観てました。

見どころ③『101匹わんちゃん』とは違った面白さ

この作品、「クルエラの過去を描く」というのが謳い文句ですが、『101匹わんちゃん』のクルエラと同じキャラだとは思えないです。同一人物だとするのはかなりどころじゃなく到底無理があるように感じます。というのも、当時より、現代的な視点や生き様が描かれているからではないでしょうか。「正統派過去物語」としてではなくて「パラレル世界の過去物語」ととらえたほうが良いと思います。いやホントに。

そもそもこの『クルエラ』でのクルエラは、犬に対して非道なことはしません。その他の登場人物を含め、犬は、人間のパートナーとして登場人物たちの暮らしの中に出てきます。

なので、数あるディズニー世界のなかで「こういうクルエラ」も存在する世界、としてとらえて見るのが良いと思います。だって、この悪辣でまっすぐでカッコ良い生き様のクルエラが毛皮ほしさにダルメシアンの子犬99匹殺そうとする畜生行為に走るとは…いやー、無いわー、絶対無いわー。


見どころ④どんなに不遇な展開でも前向き!見ると元気が出る映画

世の中に当たり前のように存在するあれやこれやな理不尽に対して真正面から手段を選ばずに立ち向かうクルエラの逞しさに拍手喝采すること間違いなし作品です!その上、犬のかわいさも十二分に堪能できる、ひと粒で二度おいしい作品です、マーク・ストロング好きなら三度おいしいです!得です、お得です!

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