【オススメ映画】愛犬と過ごす日々の尊さを教えてくれる3選

オススメしてくれるのはこの方！

SNS映画レビュアーのDIZ（ディズ）さん

『映画とファンを繋ぐ、新しい出会い』を作り出すuniのクリエイティブディレクターを務める。イベント企画やコメント寄稿、テーマに合わせた映画セレクト記事などの執筆を中心に、一人でも多くの人に映画の魅力を伝えるため日々SNSを中心に活動をしています。13歳のトイプードルと一緒にお家映画を楽しむ時間が大好きです。
Twitter：@DIZfilms

今回のテーマは“絆”です。いつも幸せや癒しを与えてくれる人生の最高のパートナーであるわんちゃんの、尊さやオーナーとの絆を描いた素晴らしい作品を３つご紹介します。

 ©2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.

ある日突然ゲイであることをカミングアウトした父が75歳にして新しい恋をスタートさせるが、内気な性格の主人公は38歳になってもなかなか恋ができずにいた。しかし、父が亡くなった後に仲間から呼ばれたパーティーで運命の人に出会い、父が遺した愛犬アーサーと共に心の壁を乗り越えていく心温まるヒューマンドラマです。

©2010 Beginners Movie, LLC. All Rights Reserved.

主人公の内気な性格を代弁するようにアーサーの心の声が聞こえてくるシーンがとてもユニークで愛おしく、人生を豊かにしてくれるわんちゃんの存在の尊さが溢れています。主人公を演じたユアン・マクレガーは映画出演後に「アーサーのような犬がいない生活なんて考えられない」と犬を飼い始めたそうですよ！

わんちゃんは人生をさらに豊かに幸せにしてくれる存在だと気づかせてくれる素敵な作品です。

©2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved. 

こちらは2016年のカンヌ国際映画祭で最も優秀な演技を披露した犬に贈られる”パルム・ドッグ賞”を受賞した世界も認めるわんちゃん映画です。バスの運転手をしている主人公の何気ない7日間をゆったり描いた作品で、日常の中にある些細な出来事が美しく、ユニークで愛しく、当たり前に過ぎていく毎日を大切に生きていこうと思わせてくれる傑作です。

©2016 Inkjet Inc. All Rights Reserved. 

まるで人間のような表情や仕草を見せるわんちゃんの名演技が世界中で絶賛されていて、主役のような存在感を放っています。

オーナーと愛する妻とわんちゃんの何気ない日常を美しい詩と共に紡いでいく、これまでありそうでなかった人生賛美の傑作です！

(C) La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm

最後にご紹介するのは、2011年のアカデミー賞で作品賞ほか、最多5部門を受賞し、わんちゃんもカンヌ国際映画祭で最も優秀な演技を披露した犬に贈られる”パルム・ドッグ賞”を受賞した作品です。

(C) La Petite Reine – Studio 37 – La Classe Américaine – JD Prod – France 3 Cinéma – Jouror Productions – uFilm

モノクロの映画は観慣れない方も多いかもしれないですが、ハリウッドの黄金時代を舞台にした、とてもオシャレでロマンチックなラブストーリーなので、ぜひ観ていただきたいです。
かつては大スターだった主人公が時代の変化に対応できず、どんどん落ちぶれていき、誰からも相手にされなくなってしまうという辛い物語ではあるのですが、どんな時も寄り添い、支えてくれる存在が愛犬である”ジャック”なのです。

どんなに周囲の人間が主人公を見放しても、最後までオーナーへの愛を貫く一途な姿に心奪われること間違いなしです！

以上、素晴らしいわんちゃんとの絆を描いた3作品をご紹介しました。

こちらの作品を観て、わんちゃんとの毎日がかけがえのない尊い時間だと改めて感じていただければ嬉しいです。