2021年02月09日 更新 (2020年10月30日 公開)

愛犬のために、室内ドアに仕掛けを…

教えてくれるのはこの方!
インテリアコーディネーターのミキさん
「DIYができるインテリアコーディネーター」として、インテリアやDIY、なるべくお金をかけずに暮らしを楽しむコツなど、暮らしのことを発信しています。
ミニチュアダックスのモヒとは、2011年に保護犬譲渡会で出会いました。愛犬と一緒に、暮らしやインテリアを快適に心地よく楽しむヒントをシェアしていきたいと思っています。
HP: http://chairsand.blog.jp/
我が家の愛犬用トイレは、リビングドアの向こう側にある洗面所に設置してあります。そのため、わんこがトイレに行きたい時、リビングのドアが閉まっていたら・・・自力でドアを開けることができないため、ひとりでトイレに行くことができません。
そこで「トイレに行きたいよー!」という愛犬のアピールを察知した飼い主が、その度にドアを開けてあげなければならないというひと手間が!
そこで、既製品の室内ドアを、誰にでもできる簡単な方法で、愛犬が自ら鼻で押し開けることができるように、簡単にDIYして「バリアフリー化」に挑戦することにしました。
室内ドアを愛犬にも優しく改良する方法
《用意するもの》
・ネオジムマグネット 2つ
・マスキングテープ
・プラスドライバー(必要に応じてマイナスドライバーなど)
※ネオジムマグネットとは強力な磁力があるマグネットのことで、ネットショップ等はもちろん100円ショップでも購入することができます。
既成ドアの場合、ドアノブを外すためのネジが付いていますので、それを探してプラスドライバー等を使ってドアノブを外していきます。






これで、ドアのラッチが外れ、ドアノブが回転しなくなりました。しかし、このままではドアがしっかりと閉まらず、勝手にふわーっと開いてしまうような状態になってしまいます。
そこで、ドアラッチの受け側に・・・
STEP3 :マグネットをつける
さらにひと工夫。ネオジムマグネットを2つ、ラッチ側の金具(ラッチのカバー部分)に磁力が反応する場所を探して、貼り付けました。


ポイントなのは、ドアを支えるには決して強い磁力ではないため、ドアノブをひねることなく、愛犬が軽い力を加えるだけで簡単にドアを開くことができる「バリアフリー化」したドアに変身したこと!
※我が家では、その後この既成の室内ドアにさらに手を加えているため、見た目が変化していますが、ドアラッチ部に関しては同じ働きをしています。
ドアにDIYして愛犬の自由なリビングの出入りが実現
いざ、「バリアフリー」化により進化されたドアを実装してみました。新しいものに警戒しがちな我が家のモヒですが、見た目に変わりがないので問題がなさそう。




このように、自力でドアの外に出ることができるようになりました!
当然、閉じる時には人間の手を借りる必要がありますが・・・愛犬のためにドアを開けっぱなしにして、暖房や冷房の効率を下げてしまうということがなくなり、とても快適に暮らすことができるようになりました。
ドアのバリアフリー化、やってみるととても簡単ですので、わんこのドアの出入りに困っている方がいらっしゃいましたらぜひ挑戦してみてくださいね。
※すべての室内ドアに適応されるという保証があるわけではありません。各ご家庭のドアの形状や仕組みなどを確認した上で行ってください。