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愛犬と"整う" 犬とオーナーを至福感で包み込む『ドッグヨーガ』とは?

愛犬と"整う" 犬とオーナーを至福感で包み込む『ドッグヨーガ』とは?

皆さんは「愛犬と向き合う時間」を作っていますか?ごはんをあげたり、一緒に遊んだり、散歩に行ったり……という時間はあっても、お互いに心を落ち着けて"向き合う"という時間は意外と少ないのではないでしょうか。 この記事では、心を落ち着けて愛犬とオーナーがより深くコミュニケーションをはかる方法として『ドッグヨーガ』をご紹介します。




ドッグヨーガで変わっていくわんちゃん達

―レッスンにはどのようなオーナーやわんちゃんがいらっしゃいますか?

毎月のレッスンに来られるオーナーは40~50代の女性、犬はトイ・プードルやチワワなどの小型犬が多いですね。中にはジャーマン・シェパードのような大型犬とオーナーも一緒に楽しんでくれていますし、最近は柴犬も増えてきましたね。初めは緊張していた柴犬が、通い続けるうちにヨーガの最中はリラックスして寝てしまうようになり、オーナーさんが驚かれていました。

―わんちゃんに変化をもたらしてくれるんですね

そうですね。やんちゃで跳び回っていた子がまったりしてくる、犬が苦手だったのに挨拶ができるようになって社交性がついた、といった感想もいただきます。ドッグヨーガを通じて穏やかに変わっていく子が本当に多いんですよね。





ポーズにとらわれず、コミュニケーションと考える

―犬とできるポーズにはどんなものがあるんですか?

基本的には人のヨーガのポーズです。犬にストレスをかけないように、木のポーズや英雄のポーズなど、一つずつ考えていきました。小型犬も大型犬も、家族でみんなでも楽しめるポーズなどたくさんありますよ。でも、ポーズを綺麗にとることが目的ではないので、ポーズの形はさほど気にされなくても大丈夫です。ドッグヨーガで大切なのは愛犬との一体感。お互いに呼吸を合わせて、五感で感じ合うことが大切なんです。

―『ドッグヨーガ』と聞いて、犬を持ち上げたりするイメージをもちました

最初は「犬を持ち上げたり、犬とヨガするなんて犬が迷惑」なんて言われたこともありました(笑)。ドッグヨーガは犬を無理やり抱いたり持ち上げたりはしません。ドッグヨーガ中は愛犬の気持ちも大切にするので、犬は寝ていても遊んでいてもいいんです。大切なのはお互いに向き合う時間を持って、一緒に“今”という時間を楽しむこと。心と心のコミュニケーションなんですよね。


―大事なのはポーズではなくコミュニケーションなんですね

愛犬と安全にポーズをとるのは大切なことですけれど、ポーズにとらわれすぎると、呼吸が止まったり愛犬を感じる事ができなくなります。人間のヨーガでも、体が硬くてポーズがとれなければヨーガができないのかというと、決してそうではないですよね。
ポーズをとりながら愛犬と呼吸をあわせたり、感じあったりなど、同じ空間で、同じ時間を過ごしながら、穏やかにほほ笑みあいながら心でコミュニケーションしあえるようになってほしいと伝え続けています。




オーナーと愛犬を至福感が包みこむ

―そもそも"ドッグヨーガ"を始められたきっかけは?

一番は、子どもの頃から犬も含めて生き物が好きだったことですね。実は爬虫類も昆虫も大好きで、生き物たちを尊敬しています(笑)。それと、会社員時代にヨーガに出会ってインストラクターになったことも、大きく影響しています。阪神・淡路大震災をきっかけに動物愛護団体に勤務したこともありましたが、救えない命が多くて悩んでいたとき、友人に「犬とヨーガをやってみたら?」と言われたんです。


―ドッグヨーガを通して伝えていきたいことは何ですか?

『愛犬と繋がるためには、まず自分の心を穏やかに』をヨーガを通して伝えていきたいですね。オーナーの皆さんの多くは、毎日息をする間もないほど忙しく、疲れていても休めない。さらに人間関係で感情も乱れてストレスフル。こんな余裕のない状態では愛犬の気持ちに気がつけないと思いませんか?愛犬のために色々考えてあれこれするのは大切ですが、その前まず自分と向き合い、自分の心を穏やかにする事がお互いにとって最も大切な事なのです。犬はいつもまっすぐな目で私たちにメッセージをくれています。そのメッセージを真っすぐに受け止められる心でありたいですよね。


―ドッグヨーガをやっていてよかったことを教えてください。

言葉にするのは難しいけど……種の違う生き物が一緒に寄り添いながら、最期の一呼吸までハッピーに生き抜く、ということができることでしょうか。ドッグヨーガと言っていますが、犬だけでなく共に暮らす生き物ならみんな同じです。私も愛猫を看取った時は悲しかったけれど、最期のひと呼吸までありがとう、としあわな気持ちで見送りました。





最期の一呼吸までハッピーに生き抜く

―心を通わせることが最期までハッピーでいる秘訣ですね

オーナーからも、最期まで愛犬と呼吸をあわせて、感謝の気持ちで見送る事ができました、というお声をたくさんいただきます。お空に逝った愛犬であっても、その存在を感じながらヨーガをすることもできます。想いを伝えたり、絆を感じることで、心の整理がついたり、ペットロスが重くならずに済んだという方もいました。


―これからドッグヨーガを始めるために必要なものは?

動きやすい服装、施設にマットの用意がなければバスタオルなど、自分と犬用の水くらいだと思います。犬を連れているので荷物は最低限で大丈夫。荷物も心も軽くしてご参加ください!

ドッグヨーガって何?

言葉を使わない、ハートで感じる今までにない全く新しいコミュニケーション方法。オーナーさんがわんちゃんと一緒にヨーガをすることで、心がひとつになっていく素敵なヨーガです。わんちゃんにヨーガのポーズをさせるものではなく、オーナーさんがヨーガのポーズをとり、わんちゃんにお手伝いをしてもらいます。ドッグヨーガ普及協会のHPはこちらから。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

ペットに関する情報を日々発信していきます。

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