犬のDNA検査では何がわかるの?犬の遺伝子にまつわる疑問まとめ

犬のDNA検査では何がわかるの?犬の遺伝子にまつわる疑問まとめ

犬の遺伝子などについて、ある程度理解しておくことは、愛犬をより深く知ることにつながります。そこで今回は、犬の遺伝子に関するよくある疑問をまとめてみました。話題のDNA検査についても解説しているので、参考にしてみてくださいね。

犬の遺伝子にまつわる疑問(1)DNA検査で何がわかるの?

犬の毛や血液を用いたDNA検査では、その犬のルーツを調べることが理論上可能だといわれています。また、最近では遺伝性疾患の有無を調べたり、ミックス犬の場合は、祖先の犬種を調べたりするサービスもあります。

愛犬に交配の予定がある場合などは、遺伝性疾患を発症する危険性はないか、調べておくと役立つかもしれません。

犬の遺伝子にまつわる疑問(2)白い毛の犬から違う毛色の犬が生まれるのはなぜ?

これまでの研究によると、犬の毛色を決める遺伝は10種類以上あり、白い毛の犬であっても、黒など異なる毛色の遺伝子をもっているケースがあることがわかっています。

親犬が白い毛どうしであっても、白以外の毛色の犬が生まれるのは、両親犬、あるいは片方の親犬が、白以外の毛色の遺伝子をもっているためです。

犬の遺伝子にまつわる疑問(3)遺伝子的に交配させない方がいい犬は?

体格が極端に異なる犬どうしの交配では、妊娠の過程で子犬が亡くなってしまう例や難産になるケースが報告されているため、交配はあまりすすめられていません。

また、親子や兄弟などの近親交配の場合は、遺伝性疾患を発症しやすくなったり、免疫が弱くなったりする傾向が。遺伝性疾患を発症させる危険性がある場合は、病気に苦しむ犬を減らすためにも、交配は避けるべきという考えが一般的です。

ただし、よい気質や体型などを定着させるために、近親交配が有効とされるケースもあります。

犬の遺伝子にまつわる疑問(4)ミックス犬は丈夫な犬が生まれるってホント?

「雑種強勢」という言葉がありますが、ミックス犬の場合は、純血種どうしに比べると、“遺伝性疾患などを発症しにくい犬が生まれやすい”といわれることがあるようです。

しかし、これにははっきりとした研究結果があるわけではなく、あくまで逸話的に知られているレベル。まれに体型に問題が生じることなどもあるので、両親のいいところを引き継ぐかは、生まれてくるまでは誰にもわからないといえるでしょう。

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント:

犬の遺伝子に関する研究は、近年盛んに行われ、さまざまなことがわかってきています。なかには、これまでの常識をくつがえすような報告もあるので、この先どんな研究結果が出るのか、なんだか楽しみですね。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

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