万が一に備えて!災害時に愛犬と同行避難するために知っておいてほしいこと

万が一に備えて!災害時に愛犬と同行避難するために知っておいてほしいこと

雑学

2021年12月02日 更新 (2020年10月02日 公開)

万が一に備えて!災害時に愛犬と同行避難するために知っておいてほしいこと

愛犬を守るのは“飼い主さん自身”の自覚を

犬を抱っこする女性

近年、ペットの「同行避難」に対する理解や対策は進みつつありますが、まだまだ各自治体の対応にはバラツキがあり、状況次第ということも多いのが現状です。災害時、愛犬を守れるのは“飼い主さん自身”であるという自覚をもち、できる限りの対策をしておきましょう。

避難ルート・避難方法を確認しておく

散歩している犬

指定の避難所の場所や、そこに行くまでのルートを家族みんなで確認しておきましょう。建物の倒壊なども想定して、複数のルートを確保しておくことが大切です。また、いざ愛犬を連れて避難する際、荷物を持った状態で愛犬をどのように連れて行くのかも確認しておきましょう。小型犬はキャリーバッグに入れる、中~大型犬は万が一のときにリードを離してしまわないようリードを斜めにかける・腰に装着するなどの工夫をするとよいでしょう。機会があれば、ぜひ自治体の避難訓練にも愛犬と一緒に参加してください。

愛犬の健康状態も気にかけて

抱っこされる犬

避難所には、負傷した動物のために獣医師会などによる動物救護所が設置される場合もあります。見た目ですぐにわかるようなケガがなくても、災害時はさまざまなストレスから体調を崩すこともありますので、愛犬の体に異常を感じたらすぐに動物救護所などに相談しましょう。

飼い主さんどうしの“助け合い”や“自助努力”が大切

飼い主と犬が集まっている

大規模災害時、公的な援助は人の対応に追われます。そのため、ペットにまつわる避難所の管理運営は、動物を連れてきた飼い主さんたち自身の役割となる場合が多いです。飼い主さんどうしで協力して、配給物資の確保や飼育スペースの衛生管理を行いましょう。避難所には動物が苦手な人もいますので、まわりへの配慮が大切です。非常時には飼い主さんどうしの助け合いが必要ですので、近所に住む犬の散歩仲間などと、「もしも」のことを話し合う機会をもてるといいですね。