約80%が歯周病?犬の歯磨きの頻度やコツ・注意点を知って予防しよう

約80%が歯周病?犬の歯磨きの頻度やコツ・注意点を知って予防しよう

「3才以上の犬の約8割が歯周病」といわれているのをご存じですか? 犬の歯周病は日々の歯磨きで予防できるので、しっかりと歯磨き習慣をつけることが大切です。今回は、犬の歯磨きの頻度やコツ、注意点についてご紹介します。

犬の歯磨きの頻度

個体差はありますが、犬の歯垢はだいたい3~5日で歯石にかわります。歯石になると歯磨きでは落とせなくなるので、歯垢が歯石になる前に歯磨きをすることが大切です。
理想は毎日、少なくとも3日に1回の頻度で歯磨きをするようにしましょう。

なお、歯と歯茎の間に歯石が溜まると、歯肉炎や歯周病などの病気にかかってしまうおそれがあります。これらの病気が重症化すると、細菌の増殖や炎症が深部にまで及び、顔の一部に穴が開いてしまうケースもあるので、十分注意が必要です。

犬の歯磨きのコツ

犬の歯磨きをするときのコツは、以下のとおりです。

 

歯ブラシを45度の角度であててやさしく磨く

最初は口を閉じたまま、横側から犬用歯磨きペーストをつけた歯ブラシを、口の中に入れます。そして、犬が嫌がらなければ上唇をめくり、歯と歯茎の間の歯垢をかき出すように磨きましょう。その際、歯に対しての角度が45度になるよう、歯ブラシをあてるのがポイント。やさしく動かしながら磨き進めてください。

 

歯の裏の歯垢も磨いて落とすのが理想的

口を大きく開けさせて奥歯まで磨くのは難しいかもしれませんが、歯周病予防のためには奥歯の裏側までしっかり磨くことが理想的です。おやつを与えながらでよいので、奥歯の歯磨きにも慣れさせましょう。

 

ガーゼを巻いた指で磨くのも◎

飼い主さんの人差し指にガーゼを巻き、その指で犬の歯の表面をこするのでも、歯磨き効果を得られます。磨きにくい部分を磨くときや、歯磨きが苦手な犬の場合は、この方法に慣れてから、歯ブラシを使った歯磨きにステップアップするのもよい方法です。

犬の歯磨きの注意点

犬の歯磨きをする際の注意点は、以下の通りです。

 

人用の歯磨きペーストは絶対に使わない

犬に人用の歯磨きペーストは使えません。また、人用の歯磨きペーストによく配合されているキシリトールは犬にとって有害ですので、必ず犬用のものを使いましょう。

 

力の入れすぎは歯や歯肉を傷つける

強い力で歯を磨くと、犬が痛みを感じて嫌がるうえ、歯の表面や歯肉を傷つけてしまうおそれが。歯の表面のエナメル質が欠損すると、細菌に感染しやすくなるので注意が必要です。


※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント

歯磨きは犬にとってとても重要なお手入れです。愛犬が歯磨き嫌いな場合は、デンタルシートを使ったり、ごほうびをあげたりしながら、少しずつ慣れさせましょう。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。


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著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

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