犬の吠えに隠れた意味は? シチュエーション別・吠える犬の心理と対策

犬の吠えに隠れた意味は? シチュエーション別・吠える犬の心理と対策

犬が吠えたり鳴いたりするのには、どのような意味があるのでしょうか? この記事では、犬が吠えるときの気持ちや理由をシチュエーション別に探ります。愛犬に無駄吠えをさせない対策の仕方もご紹介しますよ。吠えグセを直して、困りごとを減らしましょう。

来客に吠える犬の気持ちは?


犬が来客に吠えるのは、多くの場合「うれしい」または「不安だ」という気持ちによるもの。初めての人だと「誰だろう?」と不安に思って吠えたりします。

このとき、飼い主さんが声やしぐさで反応するのは逆効果。犬は「相手をしてもらった」と感じるか、より不安を駆り立てられてしまいます。
玄関から離れた部屋や、ハウス・ケージなどに犬を移動させてから、吠えにくい姿勢である「おすわり」や「ふせ」を指示し、ごほうびにおやつをあげることで、不安定な気持ちを紛らわせましょう。

寝るときに吠えるのはなぜ?

寝る時間になり、飼い主さんが目の前からいなくなると吠えるのは、寂しいとか不安だという気持ちがあるのかもしれません。このとき飼い主さんが戻ってくると、犬は「吠えたら飼い主さんがまた来てくれる」と学習してしまいます。

愛犬に寂しさを感じさせないよう、日中や寝る前に散歩や遊びで十分ふれあえば、夜は疲れて眠ってくれるでしょう。また、子犬の頃からしっかりとハウストレーニングをしておくことで、愛犬が自分のハウスで安心して眠れるようになります。

犬が外の音に吠える心理って?

犬が外の音に吠えるのは、自分のテリトリーに近づいてきた“不審なもの”に警戒しているサイン。人や車の音が遠ざかっていくと、犬は「吠えたら変な音が消えていった」と勘違いしてしまいます。これでは番犬のように、吠えることが習慣化するおそれが。

音に敏感な愛犬には、外の音が耳に入らないよう厚手のカーテンを利用したり、静かな部屋で過ごさせたりするといいですよ。

ごはんのときに吠える場合は?


犬がごはんの時間になると吠えるのは、「はやく食べたい!」と要求しているからです。飼い主さんがフードを用意する音や刺激的なニオイが、愛犬の期待と興奮を誘っているのでしょう。

吠えさせないためには、犬を必要以上に待たせず、サッとごはんを与えられるよう準備しておくのがおすすめ。1日のごはんを数回に分け、与える時間をランダムにするのも効果的です。

必ず守ってほしいのが、愛犬が吠えているときにはご飯をあげないということ。鳴きやんで大人しくなったタイミングで「おすわり」などの号令をかけ、従ったらご飯をあげるようにしてください。
これを繰り返すうちに、ご飯の前でも大人しく待てるようになるでしょう。

※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント

犬が吠える気持ちを理解することで、解決に向けて一歩踏み出せるはず。シチュエーション別に対策し、吠えグセをつけさせないようにしたいですね。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。

著者プロフィール

わんクォール編集部

わんクォール編集部

カインズ・ペットメディア推進室のWanQol編集チームです。わんちゃんとオーナー...

詳しく見る

この記事に関連するキーワード