愛犬が体調不良かも? おもしろく見えるけどキケンなしぐさとは

愛犬が体調不良かも? おもしろく見えるけどキケンなしぐさとは
愛犬が変わったしぐさをすることはありませんか? 一見おもしろいしぐさでも、実は体調不良のサインかもしれません。すぐに対処しないと悪化するおそれもあるので、はやめに気づくことが大切です。「おもしろく見えるけれどキケンな犬のしぐさ」を紹介します。

お尻をこすりつけながら前進する

愛犬がお尻をこすりつけながら、ズリズリと前進する場合は要注意です。もしかすると肛門嚢(こうもんのう)に分泌液がたまりすぎて違和感があったり、消化管内に寄生虫がいたりするかもしれません。
肛門のまわりに炎症を起こしていたら、これらの病気を疑った方がいいでしょう。

また、単に愛犬のクセで、「ウンチのあとにする」「気持ちいいからする」といった場合もありますので、このような行動がみられたらお尻周りや便をチェックし、赤みや異常があれば動物病院へ相談を。頻繁にする場合も動物病院で診てもらいましょう。

ウインクのようなまぶしい顔をする

愛犬が目を細めてまぶしそうな顔をする、ウインクのような表情をするなども、病気が疑われる場合があります。
本当にまぶしいからすることもありますが、実際にそのような状況でない場合は、目の角膜に痛みや違和感があるのかもしれません。いつもまぶしそうにしていたり、涙が出ていたり、目が充血したりするのは病気の可能性が高いでしょう。
常に片目を細めている場合は、顔の片側が麻痺しているなどの可能性も考えられます。

頭をブルブル振る

犬の体が濡れたときなどによく見られる、頭をブルブル振るしぐさ。ストレスを感じたときに自分を落ち着けるために行う、「カーミングシグナル」としても知られています。
また、耳アカがたまっている場合や、外耳炎などの耳の病気により、頻繁にこのしぐさが見られるケースも。合わせて耳をかくことがある、耳から嫌なニオイがするなどの症状があれば、耳の異常を疑いましょう。

常に舌が出ている

犬が舌を出すのは、何かを食べたい気持ちやカーミングシグナルによるものです。一瞬ペロリと出すのは問題ありませんが、口の横から舌がダラリと出続けていたら危険信号。腫瘍や歯周病で口の中が腫れていたり、顔面神経が麻痺していたりなどでうまく口を閉じられないのかもしれません。

このような病気の場合、よだれが多く出る、口が臭くなる、ゴハンをよく食べこぼす、などの症状を伴うことがあります。普段と様子が違うと感じたらすぐに動物病院を受診しましょう。


※記事内に掲載されている写真と本文は関係ありません。

専門家のコメント:

笑ってしまうようなおもしろいしぐさでも、病気のサインが隠れていることもあります。「なぜこのような行動をするの?」と疑問に思ったら、放置せずに獣医師に相談してみましょう。

監修/白山聡子先生(獣医師)

獣医師資格取得後、小動物臨床経験6年。主に犬猫の臨床に携わる。現在は子育てをしながら、愛猫と暮らしている。


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